(CNN) 検事総長室は「金銭による見返りと引き換えに ウクライナ に対して反体制的な活動を行った」としている。2人は反逆罪で、うち1人はテロ準備を行った罪でも起訴された。 検事総長室によると、起訴された大佐の1人は ロシア の連邦保安局(FSB)からドローン(無人機)2機と爆薬を受け取っていた。これらを別の共犯者に渡して爆発させる計画だった。 SBUは、ゼレンスキー氏のほかSBUのマリュク長官や国防省のブダノウ情報総局長らを暗殺しようと「活発に進められていた計画」を阻止したと説明した。
SBUによると、FSBの工作員らに課せられた任務の一つは、ゼレンスキー氏を人質に取って殺害する実行犯を、同氏の警護に近い軍人の中から探すことだった。 ロシアが2022年2月にウクライナに全面侵攻して以来、ゼレンスキー氏はこれまでに何度も命を狙われてきた。同氏の行動などに関する情報をロシア側に提供した疑いなどで、これまでに少なくとも2人が逮捕されている。 また、ゼレンスキー氏は前線やロシアの攻撃を受けている都市を頻繁に視察する中で、幾度となく危機一髪の事態にも遭遇している。3月には南部のオデーサ市をギリシャのミツォタキス首相と訪れていた際、車列からわずか500メートルのところにロシアのミサイル攻撃があった。
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