ウォール街の業績予想引き上げは現実離れ、一部ストラテジストが警鐘

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ウォール街のアナリストは4-6月期の米企業業績で強気予想を堅持しているが、モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントのリサ・シャレット最高投資責任者(CIO)は、現実を直視するよう警鐘を鳴らしている。

同氏は「エコノミストが国内総生産(GDP)のトップダウン経済予想を下げ始めているにもかかわらず、ファンダメンタル・アナリストは数字をどう扱っていいか分からず、まるでヘッドライトに照らされた鹿のように立ちすくんでいる」とブルームバーグテレビジョンで27日に語った。 ウォール街のアナリストは過去1カ月で2022年の企業業績予想を一段と引き上げた。ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のデータによると、S&P500種株価指数構成企業の増益率の予想は年初には8.7%だったが、1カ月前に10%になり、今では10.7%となっている。

シャレット氏を含む複数のストラテジストは、米金融当局の積極的な利上げやリセッション(景気後退)懸念の広がりなど、今年の市場を圧迫している複数の要因が重なっていることを踏まえれば、こうした上方修正は現実離れしていると指摘する。 CIBCプライベート・ウェルス・マネジメントのデービッド・ドナベディアンCIOは「アナリストは業績予想の点ではまだ幻想の世界にいるため、次の2つの方法のいずれかで調整が必要だろう。アナリストがより現実的になって予想を下方修正し始め、それ自体が投資家心理にマイナスに作用するか、それとも厳しい現実が明らかになり、第2もしくは第3四半期の決算発表が上振れサプライズではなく失望を誘う内容になるかだ」と指摘。「それは明らかに市場では歓迎されないだろう」と述べた。

 

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