ウェルズとセンターブリッジ、プライベートクレジットファンドで提携

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米銀ウェルズ・ファーゴとプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社のセンターブリッジ・パートナーズは、ダイレクトレンディング(直接融資)のファンドで提携する。プライベートクレジット市場に銀行が参入を図る最新の例となる。

26日の発表によると、ファンドは少なくとも50億ドル(約7450億円)を目標とし、北米のスポンサーのないミドルマーケット企業を主な対象にシニア有担保ローンを提供する。センターブリッジは「オーバーランド・アドバイザーズ」という子会社を設立し、投資事業体を管理する。米4位の銀行であるウェルズ・ファーゴは、顧客のソーシング(発掘)を担い、少数株主として出資する。 発表によると、アブダビ投資庁(ADIA)とブリティッシュ・コロンビア・インベストメント・マネジメントが20億ドル近くの初期資本コミットメントを提供しアンカー投資家となる。

ここ数週間に複数の銀行がプライベートクレジット分野への参入を表明した。今月初めにはソシエテ・ジェネラルがブルックフィールド・アセット・マネジメントとの提携を発表、ドイツ銀行はプライベートデット専用ファンドを立ち上げた。一方、JPモルガン・チェースとバークレイズは、案件に参加するために自行のバランスシートから現金を確保している。 ウェルズ・ファーゴのコマーシャルバンキング部門の執行副社長、デービッド・マークス氏はインタビューで「オーバーランドを利用することで、顧客が他のダイレクトレンダーを利用した場合のような摩擦や乗り換え費用を発生させずバンカーとの既存の関係を維持したまま、取引の資金を調達できる別の選択肢が生まれる」と説明した。

低金利環境下で投資家がより高い利回りを求めていることや、世界的な金利上昇の中でプライベートローンの多くが変動金利であることから、プライベートクレジットの人気は近年急上昇している。この結果、ローンを取りまとめてその後に債権を売却するという伝統的な銀行の業務と収益源が脅かされている。

 

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