インドネシア首都移転を大統領が正式表明 反響が薄い理由とは

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インドネシア首都移転を大統領が正式表明 反響が薄い理由とは 首都近郊の人口が3000万人を超え、東京と同規模で一極集中が進むインドネシアの首都ジャカルタ。この大都市から首都を移転する構想が発表されたが..... インドネシア 首都移転 東南アジア ジャカルタ 首都圏

<首都近郊の人口が3000万人を超え、東京と同規模で一極集中が進むインドネシアの首都ジャカルタ。この首都を移転する構想が発表されたが......>

本来なら大ニュースになる内容だが、すでに政府が5月にカリマンタン島への首都移転方針を明らかにしていたことやその実現性に疑問符が投げかけられていること、さらに残された任期5年のジョコ・ウィドド大統領の政治的思惑などから、地元でのニュースの扱いも地味で、国民の反応も極めて鈍いものだった。 しかし人口集中による弊害は、ジャカルタ首都圏の深刻な交通渋滞を引き起こし、経済活動停滞の一因と指摘されるまでになっている。さらに地下水の汲みすぎによる地盤沈下とそれに伴う洪水の頻発、局地的・短時間ではあるが頻繁に発生する停電なども首都機能に影響を与えている。8月4日には都市機能をマヒさせる大停電も起き、ジョコ・ウィドド大統領が電力供給公社幹部の責任を追及する事態も起きた。

 

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