イングランド サッカー 協会は21日、6月の欧州選手権に向けた代表候補メンバー33人を発表。サウスゲート監督(53)は記者会見でリストから外れることになったマンチェスター・ユナイテッドのFWラシュフォード(26)について「他の選手の方がよりよいシーズンを送っていると感じた。それだけだ」と話した。
メンバーはFWケーン、FWベリンガム(Rマドリード)、MFライス、DFウォーカー、GKピックフォードら各ポジションの中心選手が順当に選出。DFクアンサー、MFカーティス・ジョーンズ、MFウォートンの3選手が初招集された。サウスゲート監督は会見で「難しい決断だった」と選手選考の苦悩を吐露。FWラシュフォードをメンバーから外したことには「他の選手の方がよりよいシーズンを送っていると感じた。それだけだ」とコメント。最も悩ましかった選手として「ヘンダーソンをチームから外すのは私にとって難しい判断だった。彼はいつも私をサポートしてくれている。決定的な要因は、前回のキャンプで彼が負った怪我だった。彼は5週間欠場し、必要な強度に達することができなかった」と明かした。
また、負傷離脱中のDFショーがメンバーリストに入ったことについて「彼は苦戦している。怪我により多くの試合を欠場した。彼が左サイドバックとして第一候補だったという事実から、我々は彼にもう少し長い時間を与えることになるだろう。彼やマンチェスターUらとも話をしたが、彼が最終メンバーに入る可能性は低いと言わざるを得ない」と説明した。
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