【テヘラン=佐藤貴生】イランで18日、ロウハニ大統領の任期満了に伴う大統領選の投票が行われた。反米の保守強硬派、ライシ司法府代表(60)が優勢で、2期8年ぶりに保守強硬派が政権に就く可能性が高まっている。穏健派の有力者が事前審査で失格となるなどして選挙への関心は低く、投票率は低迷するとの見方が根強い。
首都テヘラン北部の投票所前には18日午前から有権者の列ができた。話を聞いた多くの人が「司法府で汚職撲滅に力を尽くした」(22歳の女子学生、シーラさん)などとライシ師を支持した。その一方、「経済悪化の中で、彼は自分の選挙のためだけに金を使った」(40歳女性)といった同師への批判もわずかながら耳にした。2017年の前回選でロウハニ師に敗れたライシ師は、最高指導者ハメネイ師を後ろ盾とするイスラム法学者。世論調査では圧倒的なリードを保っている。
これほど国民からソッポを向かれた選挙も珍しい。はたして投票率は何処まで下がるんだろうか?
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。