[ローマ 20日 ロイター] - イタリアのコンテ首相は19日遅く、欧州連合(EU)全加盟国の首脳に書簡を送り、同国の財政赤字は景気減速にもかかわらず改善していると主張、財政規律を巡る制裁手続きを見送るよう求めた。
6月19日、イタリアのコンテ首相(写真)は欧州連合(EU)全加盟国の首脳に書簡を送り、同国の財政赤字は景気減速にもかかわらず改善していると主張、財政規律を巡る制裁手続きを見送るよう求めた。書簡は20日、イタリア政府のウェブサイトに掲載された。14日撮影(2019年 ロイター/Darrin Zammit Lupi)今年の財政赤字は現在、国内総生産(GDP)比2.4%と予想されている。欧州委員会は、主にイタリアの債務残高に懸念を示している。同国の債務残高は2007年のGDP比104%から132%に増加。コンテ首相は、欧州委員会が最近のイタリア政府の公約にもかかわらず制裁手続きの開始を警告していることは理解できないとし、欧州委員会による財政ルールの解釈がイタリアの景気対策を阻んでいるとの認識を示した。
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