7日午前4時以降にイギリスに入国する12歳以上の人はすべて、イギリスへ向けて出発する前の48時間以内に、PCR検査か迅速抗原検査を受ける必要がある。これまでは、ワクチンを2回受けていれば入国前の陰性証明は不要だった。
ジャヴィド氏は、オミクロン株の発見以降のイギリス政府は、変異株の影響を判断するための「時間稼ぎ」と「防疫策の実施」という戦略をとってきたと述べ、「新しいデータによって行動が必要となればただちに対応すると、一貫して言ってきた」と話した。保健省によると、この数日でナイジェリア渡航に関連したオミクロン株感染者が21人、確認されているという。イギリスでは4日、26人のオミクロン株感染者が新たに確認され、全体で160人となった。うちイングランドが129人、スコットランドが30人、ウェールズが1人となっている。7日午前4時(日本時間同日午後1時)から実施される新しいルールのもと、(アイルランドを除く)外国からイギリスに入国する12歳以上の人は全員、イギリスへ向けて出発する前の48時間以内に、PCR検査か迅速抗原検査を受ける必要がある。それまでは、ワクチンを2回受けていれば入国前の陰性証明は不要。
オミクロン株が確認されて以降は、入国後2日以内のPCR検査で陰性が確認されるまでは自主隔離する決まりになっており、これは継続する。ワクチンを2回受けていても対象となる。オミクロン株の確認以前は、この入国後2日以内の検査は迅速抗原検査で十分とされていた。オミクロン株の確認を受けて、政府はすでに南アフリカ、ナミビア、ジンバブエ、ボツワナ、レソト、エスワティニ、アンゴラ、モザンビーク、ザンビアの10カ国を「レッドリスト」に指定。イギリス人、アイルランド人、イギリス在住者を除き、この10カ国からの入国は認められず、入国が認められても政府指定のホテルで自費で10日間、自主隔離する必要がある。BBCのケイティー・オースティン交通担当編集委員によると、南アフリカ在住のイギリス人の中には、帰国したくても、イギリス到着予定日に自主隔離用のホテルが確保できず、帰国の予定が立たない人が複数いる。
イギリス政府の方針は他の国の先行事例ともなっている。その一方でPCR検査の精度は6割程であるから、それを「陰性」の証明と呼ぶことにはむしろ慎重であるべきかも知れない。ウイルスが国内に入ることを防ぐには人を入れなければいい。しかし、そうも行かないだろうところにはかなりの悩ましさもある。
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