プレミアリーグ首位アーセナルが4日、本拠でのボーンマス戦に3―0と快勝。リーグ戦4連勝を飾り、首位の座を守った。日本代表DF冨安健洋(25)は2戦連続フル出場で勝利に貢献。積極的に攻撃参加やボール奪取で本拠サポーターを沸かせた。
シーズン終盤を迎えた白熱の優勝争いはアーセナル(勝ち点80)が、2位マンチェスターCと勝ち点1差で暫定首位に立つも消化試合が1試合少ないため残り3戦1試合も落とせない状況。そんな中、アルテタ監督は3試合連続で同じ先発メンバーを選択。DF冨安はこの日も左サイドバックとしてスタメン起用された。 DF冨安は前半から積極的に攻撃参加。まずは前半4分に相手陣地でボール奪取すると、本拠スタンドから大歓声。攻撃時には状況に応じて中央に入ってきて中盤からゲームメークにも参加。同14分にスルーパスでFWハーバーツの好機を演出。同17分にはポッカリ空いていた中央をスペースを駆け上がってゴール前まで攻め上がる場面もあった。
すると前半45分に待望の先制点。中央でMFエデゴールがボールを受けると、DF冨安が左サイドを思い切り良く駆け上がり相手DFラインを崩す。MFエデゴールが“この隙を”見逃さず中央へ絶妙スルーパス。これを受けたFWハーバーツが飛び出してきた相手GKのファウルを上手く誘ってPKを獲得。この絶好機をMFサカが落ちついて相手GKの逆をついてゴールイン。サカは2戦連発となる今季16点目を記録した。 後半25分にはMFライスのパスからFWトロサールが追加点。同アディッショナルタイムにはMFライスがダメ押しとなる3点目を決め4連勝。勝ち点83に伸ばし、この後試合を控える2位マンチェスターCへプレッシャーをかけた。DF冨安は後半も好守に安定感あるプレーを披露した。
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