NT倍率は16日終値で14.57倍。7月12日に13.94倍の直近ボトムから上昇に転じ、菅義偉前首相の辞任が伝わった昨年9月の株高局面でつけた14.60に迫る水準になっている。
実際、東証がまとめた投資主体別の売買動向では、NT倍率の上昇基調がみられ始めた7月第2週以降の海外勢の先物取引を累計すると1兆2000億円の買い越しとなる。同期間に国内の個人投資家は3300億円、信託銀行は3200億円、それぞれ先物を売り越した。
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