4月3日、 イラクの首都バグダッドにある旧米軍管理領域(グリーンゾーン)で、カタールが出資する高級ホテル、リクソス・ホテルの建設が進み、湾岸アラブ諸国による投資意欲の高まりを印象付けている。写真はバグダッドのリクソス・ホテル建設現場。3月撮影(2024年 ロイター/Thaier Al-Sudani) - イラクの首都バグダッドにある旧米軍管理領域(グリーンゾーン)で、カタールが出資する高級ホテル、リクソス・ホテルの建設が進み、湾岸アラブ諸国による投資意欲の高まりを印象付けている。
イラク政府は現在、中東地域からの投資誘致に力を入れている。同国経済は数十年間にわたる戦争や政情不安で荒廃した一方、記録的な石油収入の恩恵で、急速に増加する少なくとも4300万人の消費需要の喚起に拍車がかかっている。 リクソス・ホテルのプロジェクトに出資するカタールのエスティトマール・ホールディングスのムータズ・アル・カヤット会長は、イラク政府には巨大プロジェクトを建設し、国際的な投資家を誘致する能力があると評価した上で「イラク投資の好機だ」と語った。スンニ派が支配する湾岸諸国は、同派のサダム・フセイン元大統領が1990年にクウェートに侵攻した後、イラクと関係を断絶。しかし、2003年からのイラク戦争で米国主導の連合軍がフセイン氏を追放すると、イランを後ろ盾とするシーア派がイラクで主導権を握る結果となった。ただ、イラクは中東地域の敵対国同士を協力させる場としての役割を模索しており、湾岸諸国との関係拡大につながっている。2021年と22年にはサウジとイラン代表の会談を主催し、23年3月の画期的な国交正常化への道を開いた。
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