米小売大手ウォルマートが16日発表した強気な業績見通しは、米国の消費が底堅いことを伝えている。写真は2013年11月、ロサンゼルスのウォルマート店舗で撮影(2024年 ロイター/Kevork Djansezian) - 米小売大手ウォルマートが16日発表した強気な業績見通しは、米国の消費が底堅いことを伝えている。同社の主要サプライヤーや競合他社の一角からも、同様の状況が示されている。ウォルマートは今年度通期の業績見通しを上方修正し、第1・四半期(2─4月)決算は市場予想を上回った。同社株は16日に約7%上昇。ターゲットやダラー・ジェネラル、ダラー・トゥリーといったライバル勢の株価もつれて値上がりした。
ウォルマートの主要サプライヤーである日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も最近、通期の利益見通しを引き上げている。同社の幹部は4月19日、最大市場である米国の販売量が約3%増えたと明らかにした。 一方、ウォルマートのライバルであるホームセンター大手ホーム・デポは四半期の売上高が市場予想よりも大幅な減少となったが、通期の業績見通しを据え置いた。これについてアナリストらは、同社は今年度下半期に支出環境が改善すると予想していることが読み取れると話している。 もっとも小売りや食品の数社は、年間所得3万5000ドル未満の低所得層のひっ迫が悪化、もしくは継続している状況も指摘している。ウォルマートはフードスタンプ(低所得世帯の食品購入を補助するための金券)を受け入れており、販売価格を低く据え置く方針だ。
ニューズウィーク Newsweek Newsweek Japan ニュース News 国際 ワールド 世界 経済
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: Newsweek_JAPAN - 🏆 131. / 51 続きを読む »
ソース: 🇯🇵 - 🏆 65. / 59 続きを読む »
ソース: ReutersJapan - 🏆 90. / 51 続きを読む »
ソース: Newsweek_JAPAN - 🏆 131. / 51 続きを読む »
ソース: ReutersJapan - 🏆 90. / 51 続きを読む »
ソース: Newsweek_JAPAN - 🏆 131. / 51 続きを読む »