当時は、シリーズディレクターという、他の会社さんで言う監督の仕事をしていました。番組を立ち上げる時に、どういう方向性にするのかプロデューサーと話したり、OP・EDの映像やアイキャッチと呼ばれるCM前のカットを考えたりだとか。あとは、ライターさんと原作を照らし合わせながらシナリオを構成していったり、アフレコダビングや各演出のチェックなどもやっていました。最初の企画ができていく過程は詳しく知らないのですが、僕のところに「『ボーボボ』の アニメ を作るので、監督をやってほしい」というお話をいただいたので参加しました。そのときに、テレビ朝日の若い女性プロデューサーさんたちの間で、『ボーボボ』の アニメ 化に向け盛り上がっている、と聞かされましたお話をいただいてから作品を初めて読みましたが、『ボーボボ』は漫画の後半の方こそある程度、決まった流れが見えたのですが、前半はかなり混沌としていて「どういう流れになるんだろう?」と読んでいて不安になりました(笑)。
まずは、この作品をアニメーションに落とし込む際に、どうやって一般受けするものにしようかなと。大変でしたけど、第1話を本作のシリーズ構成を担当してくれた浦沢義雄さんに書いてもらえたことが功を奏しましたね。彼はハチャメチャやってくれる人なので、連載になる前の読み切りとか、澤井先生の短編を読み込んで、いいとこ取りをして書いてくれました。 最初のアイデアとしては、アクションもののようなカッコいい引きを最低限作っておいて、後半のギャグに持っていこうというものです。澤井先生が『ドラゴンボール』などの東映アニメが好きと仰っていたので、東映らしさを全面に出しておいて、落差があるギャグを持ってくるとギャップで面白いかなと思って、作っていきました。ーー第1話の冒頭は「前回のあらすじ」からスタートしていましたものね(笑)。ーーアニメーションにするのが難しい作品かと思いますが、スタッフの皆さんの試行錯誤の末に出来上がった作品なんですね。
最初は、試行錯誤してアクションを多めにしたり、ヒーローものや魔法少女ものの変身シーンのように、鼻毛真拳の演出を毎回同じにして分かりやすくしたり。なんとか原作を知らない方にも食いついて貰おうとしたんですが、結局は原作に寄せたほうが面白いんじゃないかという話になっていきました。 だから、アクションに重きを置くことは少なくなっていって。エピソードによっては、アニメーターさんたちがかっこよく描いてくれていることもありますけど、軌道修正を繰り返す中で原作をアレンジしすぎないスタイルになっていったかと思います。
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