アゼルバイジャンの首都バクーでは、市民が喜びに沸いた。今回の作戦でナゴルノカラバフにおける勝利が決定づけられ、数十年に及ぶ紛争が終わりを迎えたと期待を寄せた。首都エレバンでは数千人が抗議活動を行った。デモ隊らは、政府の対応を非難。警察官に瓶や石を投げつけた。警察官らは、これに対し、閃光(せんこう)弾を使用し、参加者らを拘束した。ミュージシャンの男性(20)は、「われわれは国土と国民を失いつつある」「パシニャンは退陣すべきだ。統治できていないことは時間の経過とともに示された。誰も彼に降伏していいとは言ってない」と述べた。
パシニャン氏は、政府は今回の停戦合意の草案作成には関わっていないとし、ナゴルノカラバフにはアルメニア軍は駐留していないと指摘した。また、ロシアの平和維持部隊が、アルメニア系住民が「自分の家、自分の土地」に留まることができるよう確保してくれることを期待していると述べた。AFP/Farhad Gasymov and Mariam Harutyunyan in Yerevan
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