アサヒグループ食品、外部出身トップに託す業績回復

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アサヒグループホールディングス傘下のアサヒグループ食品は16日、17日付で社長となる川原浩専務の記者会見を開いた。新型コロナウイルスの影響で2020年12月期の事業利益は110億円と前の期比2割の減益となった。川原専務は金融機関を歩んだ外部人材で、食品業界では異例のトップ人事だ。川原新体制のもとでコロナ禍からの回復を目指す。「消費者の生活が多様化するなか、1つの企業でこれだけ幅広い商品を提供・

傘下のアサヒグループ食品は16日、17日付で社長となる川原浩専務の記者会見を開いた。新型コロナウイルスの影響で2020年12月期の事業利益は110億円と前の期比2割の減益となった。川原専務は金融機関を歩んだ外部人材で、食品業界では異例のトップ人事だ。川原新体制のもとでコロナ禍からの回復を目指す。

ただしコロナ禍の影響は大きく、特にミンティアには逆風だった。外出機会の減少で通勤通学中に食べられることが多かったミンティアの販売は大きく落ち込み、同ブランドの20年の出荷額は19年比で31%も縮小した。立て直しが川原新社長の最初の仕事になる。 「多彩な経験、経歴によって培われた視野を持っている。就任はベストタイミングだと思っている」。尚山勝男社長は川原専務をこう評する。食品業界は顧客の嗜好が多様化し、変化のスピードも速まっている。コロナ禍で食を巡る環境も一変した。「マーケットの変化に追いつくまでは、従来のバリューチェーンで新しい価値は提供できない」(尚山社長)との危機感が強まっていた。

 

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