みずほ銀行は12日、新たなシステム障害が同日にかけて発生し、国内の他行向けの外貨建て送金で約300件の処理が4、5時間程度遅れるトラブルがあったと発表した。約2週間で4度目のトラブルとなり、社会インフラである銀行の責任が厳しく問われる。企業決済に影響すれば口座の解約にもつながりかねない。4月1日の退任が決まっている藤原弘治頭取に加え、経営陣の進退問題に発展するのは必至となった。
障害は11日午後11時40分ごろに発生。バックアップ機器への切り替えもうまくいかず、送金遅れが生じた。12日午後7時45分ごろに送金処理が完了した。東京都内で記者会見した藤原弘治頭取は「立て続けにトラブルが起きたことを極めて重く受け止めている。心からおわび申し上げる」と謝罪した。みずほ銀では、2月28日から3月1日にかけて稼働中の現金自動預払機(ATM)の最大約8割が停止するシステム障害が発生。3月3日と7日にも機器の故障でATMが止まるなどの障害が続いた。今回の送金遅れの原因については11日深夜にデータセンターで発生した機器の障害だと説明しており、2月28日以降のこれまでのトラブルと関連はないという。みずほ銀は、同銀が発足した2002年4月と、東日本大震災が発生した11年3月に大規模障害を起こした。これを受け、4千億円以上を投資して19年7月に現行のシステムに移行した。(共同)
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