今回、MITとSamsungでは、この「固体電解質は電解液に比べて伝導特性が良くない」という点を、リチウム、ゲルマニウム、リン、硫黄の化合物である超イオンリチウムイオン導電体によって打ち破りました。物質科学・工学を専門とするMITのGerbrand Cede客員教授は「固体には十分な伝導特性がないと考えられてきましたが、そのパラダイムはひっくり返されました」と語っています。前述のように、リチウムイオン電池で発火する事故が起きているのは、リチウムが可燃性だからではなく、有機溶媒が燃えやすいため。電解液の使用をやめて固体電解質にすることで、まず発火の危険性がなくなります。
さらに、従来のリチウムイオン電池だとライフサイクルはJIS試験で500回から1200回ほど。充放電回数と一致するものではありませんが、固体電解質にするとサイクルは何十万にまで増加するので、ほぼ際限なく使い続けることができます。
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