現在公開中の『デューン 砂の惑星PART2』が前作を超える大ヒットを記録している。本作は多くのSF作品に影響を与えたフランク・ハーバートの小説が原作。過去にもさまざまな監督によって映像化された伝説的名著だ。漫画原作によるSF作品は“当たり・はずれ”が顕著だが、SF小説には名作映画やヒット作が多い印象を受ける。それはなぜなのか? 海外SF小説の老舗出版社である早川書房に話を聞いた。例えば押井守監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995)は、『ブレードランナー』に強い影響を受けている。SFは多くのクリエイターに影響を与えている分野でもある。
「SFの場合、同じ作品やテーマに何度も挑戦する傾向があるんです。例えばウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』(1984)という有名な小説があります。その作品自体は映像化されていない。ただ、“サイバースペースに入り込んでアクションが起こる”という筋書き自体は何度も映像化されています。CGなどのVFX技術が十分でなかった時代は必ずしも作品として成功していないものもありますが、そのテーマが完璧な形で映像化されたのが『マトリックス』(1999)です。同じテーマ・アイデアに多くの人が着目して試行錯誤が生まれているからこそ、名作が誕生するのだと思います」(清水氏)「SF小説を読んで、その世界観に想像力をかきたてられて映像化したものが映画だと思います。設定・エッセンスの部分が魅力的だから多くの映画が製作されているのではないのでしょうか」(清水氏)
早川書房が原作小説を出版していて、U-NEXTで配信がある作品は100タイトル以上。その中から名作と呼ばれるもの、さらにジャンルとしてのバラエティも考慮した上で選ばれたのが『2001年宇宙の旅』(アーサー・C・クラーク/映画『2001年宇宙の旅』)、『時計じかけのオレンジ』(アントニオ・バージェス/映画『時計じかけのオレンジ』)、『ゴッド・ファーザー...
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