なぜMozillaはFacebookの「研究目的のデータ収集がユーザーのプライバシーを危険にさらしている」という主張に反論しているのか?

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Facebookに表示される広告はユーザーの意志決定を左右し、時には政治や社会にも大きな影響を及ぼすことから、ニューヨーク大学の研究チームは「Ad Observer」というツールを使ってFacebookから広告情報を収集し、「誰にどのような広告が表示されているのか?」を調査しています。しかし、2021年8月3日付けでFacebookはこの調査においてユーザーのプライバシーが危険にさらされたとして、研究者のアカウントを無効にしました。これに対し、Firefoxの開発元であるMozillaが「なぜAd Observerに関するFacebookの主張は間違っているのか」と題する記事を公開しています。

Mozillaはユーザーに対してAd Observerの利用を推奨していますが、推奨を行う前にはコードレビューを行うと共に「ユーザーが内容を理解して同意するようになっているか」という流れをチェックしたとのこと。データを第三者に渡す際には「データを渡す相手が信頼できる組織か」「どのようなデータが収集されるか」「収集したデータで何が行われるか」が重要になるため、Mozillaはこの3点を重視してAd Observerを評価。Ad Observerの研究チームにフィードバックを送ったところ、研究チームはすぐにコードを変更し、ユーザーのプライバシーに配慮していたとMozillaは述べています。

Mozillaによると、Ad Observerは広告・ターゲティングのパラメーター・広告に関連するメタデータを収集していますが、ユーザーの投稿や友人の情報を収集しておらず、サーバー上でユーザーのプロファイルをコンパイルしていません。またAd Observerはユーザーの属性情報の収集をデフォルトではオフにしており、ユーザーが「My Archive」というタブから収集データを確認し、収集して問題ないものについては

 

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