高崎・宇都宮方面に向かうホームでは『今宵の月のように』で、1997(平成9)年発表。ドラマの主題歌として制作され、どんなに辛いことがあっても、再び今日の月のように輝ける日は来る、という内容で、都会での仕事に疲れて家路に急ぐ人々を、横からそっと励ます選曲だ。メロディを流すにあたっては、赤羽駅では比較的、発着本数の少ない湘南新宿ラインなど三つのホームが選ばれた。京浜東北線では、電車の発着が頻繁過ぎて流せるメロディが短くなってしまい、曲の良さが堪能できない、という理由だった。ホームに立つと、そんな曲のエッセンスが詰め込まれたメロディを、じっくり味わうことができる。バンドとしてのエレカシは1988(昭和63)年にデビュー。当時バンドの追っかけをしていた同級生がおり、彼女の話を聞く限りでは、どこかとんがった、インディーズ系パンクバンドのような印象があった。まだメジャーではない時代、渋谷のライブハウス前で機材を自分たちで運搬するメンバーたちをファンが取り巻いていたという。のボーカリストで早逝したジム・モリソン(1943〜1971)が好きだと発言しており、それに重なるような印象もあった。そんなイメー
翌年の2018(平成30)年3月のデビュー30周年を記念して、「荒川河川敷で野外コンサートができるかどうか、調べてほしい」といった打診が同観光協会にあったのだ。動員目標数は約1万5000人、実現すればもちろん、荒川河川敷では初めての大型野外ライブとなるはずだった。荒川河川敷では、埼玉県内や足立区など複数の地域で花火大会が開催されてきた。東京北区観光協会では、2012(平成24)年から荒川河川敷で「北区花火会」を運営しており、最初は民間有志の働きかけで始まった経緯がある。 民間団体として、河川敷での安全確保をはじめ、管理者である国土交通省と緻密な交渉を重ねてきたノウハウを観光協会では持っている。そのノウハウを、コンサートの企画運営に生かしてもらえないか、といった打診だったという。「その代わりに何かしなければ、と考えたのが駅のメロディでした。赤羽はエレカシのファンには『聖地』とされています。僕らの世代でも自分が、兄妹が、もしくは友人がメンバーと同級生だったとか、あえて口には出さないけど誇りに思う気持ちがある。でも地元の人たちは、実際あまり知らないんです。エレカシを赤羽の地元コンテンツとして盛り上げたいという期待がありました」と杉山さんは振り返る。
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