ニューシャトルの駅を降りると、入館する前から鉄道一色。館に向かう道には、鉄道の車輪や、昭和30年代に生まれた「修学旅行用電車」といった、「かつてはそんなものがあったの?!」と思わせる車両が展示してあり、期待感の高まりが半端ではない。
平成19年に開館で愛称は鉄博。42両の実車を含めた鉄道資料の展示だけでなく、「鉄道はなぜ脱線しないで曲がれるのか」「なぜわざわざレールを敷くのか」といった素朴な謎の答えを体験学習で学べる。このほか、実写を使った運転シミュレーターもあり、普段乗っている電車の運転士気分も満喫できる。 こうした一般の人が楽しめるもの以外にも、マニア向けと思われるものも。企画展「驚・収蔵展」(6月17日まで)では、約67万点ある鉄博の収蔵品の中から、今まで一般公開してこなかったものを展示。鉄道車両に取り付けられている楕円銘板を一挙に200枚以上公開するなど〝鉄分の濃い〟内容もある。 このように幅広い人が楽しめる鉄博の平均来館者は平日が1200人、休日には約7千人にもなるそうだ。鉄博によると、来館者のメインは子供とその親。鉄道系のグッズを持っていたり、服を着ているちびっ子も多いという。東京都世田谷区から来ていた小学3年生、杉本凛太郎くん(8)は東海道線の駅名を暗唱できるほどの電車好き。「ここは電車の下の部分まで見られるところがいい」と目を輝かせる。
福井県から叔母に連れられてきたという幼稚園の見沢慶造くんは「電車は好き。プラレールでいつも遊んでいる」。運転シミュレーターを満喫した東京都品川区から来館した幼稚園の男児(5)は「本当の電車を運転しているみたいで楽しかった」と満足そうに話していた。(半田泰)JR東日本創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして、平成19年10月に開館。地上4階建てで延べ床面積約3万5千平方メートル。車両・歴史・仕事・科学・未来をテーマのした5つのステーションに分け、多彩な切り口で鉄道を楽しむことができる。さいたま市大宮区大成町3の47。電車ではJR大宮駅でニューシャトルに乗り換え、鉄道博物館駅で下車して徒歩1分。車では首都高速埼玉大宮線「新都心西口」から約4キロ。駐車場が完備されており、一般車は1日1千円。
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