郊外の道路を車で走っていると、見えてくる コンテナ の集積地帯。一見すると普通の貸し倉庫に見えるが、実は誰でも泊まれる宿泊施設だ。こうした、いわゆる「 コンテナ ホテル 」が全国で数を増やしている。拡大の背景にあるものは。業界最大手チェーンと有識者に話を聞いた。 コンテナ ホテル の先駆けで、現在業界最大手と言えるのがデベロップ(千葉県市川市)の「HOTEL R9 The Yard」( ホテル アールナイン ザ ヤード)だ。現在全国に約80店舗を出店し、その多くが駅から離れた郊外のロードサイドに立地している。デベロップの広報担当者によると、 コンテナ ホテル 開発のきっかけになったのは2011年に発生した東日本大震災。2007年に建築用 コンテナ メーカーとして創業したばかりの同社は当時、宮城県の被災地で備蓄用の倉庫などの建設に携わっていた。
石巻市で復興従事者用宿泊施設として利用されていたコンテナを栃木県佐野市に移設し、2017年にビジネスホテル「HOTEL R9 SANOFUJIOKA」を開業。翌年、コンテナ1台を1客室とした「HOTEL R9 The Yard」の1号店を栃木県内に出店したのを皮切りに全国へ進出し、約5年で80店舗、2951室を展開する急拡大を見せた。施設はどのような人が使っているのだろうか。担当者は「平日はビジネスマンの方が連泊でご利用になり、週末はカップルやご夫婦、ファミリーに観光の拠点としてご利用いただいております。またツーリングや、レジャー(釣りなど)目的のお客様も多くいらっしゃいます」と説明。利用者からは「駐車場が無料で客室の目の前に駐車できる」「室内設備が充実していて長期連泊でもストレスがない」と評判だという。
デベロップ以外にも、近年は熊野古道(和歌山県)、白馬(長野県)といった観光地にコンテナホテルが出店された事例がある。4月11日に三重県いなべ市に開業した複合施設「いなべ阿下喜ベース」には、温泉やレストランといった集客施設に隣接する形でホテルが設置されるなど、展開の仕方も多様化している。
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