元NHK職員でお笑いジャーナリストとして活動するたかまつなな(30)が4日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。故ジャニー喜多川元ジャニーズ事務所社長による性加害問題でのテレビ局の報道について言及した。
たかまつは【事務所を独立したらどんな圧力がかかるのか】と題し、「私は大学生の時に、芸能事務所に所属していた。そこを辞めた時に周囲から『芸能界で活動できなくなる』『干される』と心配され、事務所を退社することをとめてくださる方もいた。実際、良心的な事務所だったので、圧力はなくむしろ応援してくれたが、これはラッキーだったと思う」としたうえで、「当時、私をテレビ局が使う際には、辞めているにもかかわらず、前の事務所に連絡がいく、『お伺いを立てる』ことが行われていた」と“暴露”。 そして「私をキャスティングすることで、その芸能事務所と問題がなく取引できるのか、面倒をおこしたくないなどを想定していたのだろう。事務所の担当者の方が『全然問題ないので、本人と直接やりとりしてください。』といって、私の連絡先などを伝えてくれていたから、私はテレビに出ることができた」と告白した。
「だから、メディアがジャニーズ事務所だけを叩くのに私は強烈な違和感を覚える。ジャニーズを辞めたタレントがテレビから出れないのは内部でどんな会議があったのか?圧力なのか、忖度なのか」とし、「もし元ジャニーズの人が活躍できる場があったら、性被害をもっと告発しやすかったり、ジャニーズをやめる選択をできた人がいたのではないか。『ジャニーズをやめたら、干されるから我慢しよう』と、夢見る若者やこどもたちを搾取したメディアは加害者側だ。だから、私はメディアの自己検証が必要だと思う。性加害を知っていた人は社内にどのぐらいいたのか、知っていたならなぜ報じられなかったのか、ジャニーズのタレントが退所後どのような議論が行われたのかなど。第三者をいれてメディアが調査するべきだと思う。コメンテーターの皆さん、これぐらいちゃんと地上波で言ってほしい」と自身の考えをつづった。
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