大谷は23日に右肘じん帯損傷が判明し、今季中の登板が消滅。その後も打者として出場を続け、打撃は好調を維持している。一方でチームは負けが込み、プレーオフ進出が厳しくなっている状況。マドン前監督は大リーグの公式YouTubeチャンネルで、大谷の出場について「今すぐ、すべてやめさせるべきだ」と訴えている。
一連の件について、金村氏は「大問題になっていますよね」と一言。「今日も打ってますし、ビジターに行っても大声援ですし。何より来年FAなので、エンゼルスがどこまで権限があるのか。無理矢理やめろとは言えないでしょうし、ある程度、個人の意思を尊重してやっていると思う」と、推測も込めて話した。 損傷の状況や大谷の近況について、金村氏は「全部じん帯が切れているわけではないので、たまたまちょっと切れて、保存療法で投げてますし、今も投げてますし」と解説。手術を受けるかどうかの判断については、「もう1回再検査、セカンドオピニオンをやってから、やると思うんですけどね」と見通した。打撃によるじん帯への影響は「まったく大丈夫ということはないと思いますけど」としつつ、「投げる方のじん帯なので、打つ方のじん帯ではないと思う」と分析した。
大谷の今季成績は打率・307、44本塁打、95打点。本塁打はキング独走状態で、打点は2差の3位と圏内、打率は・327でトップのディアス(レイズ)を3番手で追っている。金村氏は「打率、ホームラン、打点、三冠王も見えてますから、それを狙っている可能性もあるのかなと思います」と、自身の見解を示した。
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