ボディサイドには、大型のサイドエアインテークが配置され、リアクォーターウィンドウ後部にも2つの開口部が見てとれる。リアには、電動パワートレインを搭載していることを示すイエローステッカーが貼られ、リアタイヤの後部がむき出しになったアグレッシブなディフューザーが確認できる。
ダミーのテールライトの間には2本のテールパイプを備える巨大な台形の排気アウトレット、そして小さな垂直のリアウィンドウが見える。またテールまで流れるリアピラーに囲まれたフラットなエンジンリッドなど、フラッグシップの『レヴエルト』からデザインが継承されている様子がうかがえる。上部が覆われたダッシュボードには、ドライバー用とインフォテインメントシステム用と、少なくとも2つのディスプレイが装備されていると思われる。さらにレヴエルトのように、助手席側ダッシュボードに3つめのディスプレイが配置される可能性も大いにある。 注目のパワートレインだが、電動化を押し進めるランボルギーニだけにハイブリッド化は間違いない。そしてこれは、ベイビーランボからV10エンジンが消滅することを意味する。ハイブリッドシステムに組み合わされるのはV型8気筒ツインターボエンジンと見られ、レッドゾーンは1万rpm、最高出力は850psと予想されている。これは842psのフェラーリ『296』やマクラーレン『アルトゥーラ』の680psより強力だ。
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