がんサバイバーの「生きる」を最高の1枚に。ラベンダーリングが広がる理由 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

  • 📰 forbesjapan
  • ⏱ Reading Time:
  • 32 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 16%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

ラベンダーリングをご存知だろうか。すべてのがんサバイバー(患者、体験者)が笑顔で暮らせる社会を目指すプロジェクト。その中核は、サバイバーの命…… → がんサバイバーの「生きる」を最高の1枚に。ラベンダーリングが広がる理由

愛知県在住のみほさん(21)は、「Value myself」とつづった。高校時代に右卵巣とリンパ節の摘出手術を受け、大学に進んだ今も経過観察中。闘病を通じて「自分を褒めてあげること」の大切さに気付いた経験を「自身の価値」という言葉に込めた。

撮影を担当する資生堂クリエイティブ本部のフォトグラファー・金澤正人さんは、多くの女優たちの撮影を手掛けたレジェンドだ。みほさんの清楚さ、芯の強さを表現しようと、さまざまなポーズを求め、「いいよ、かわいい!」と笑顔を引き出しながら連写した。その周りで「アイドルみたい!」「惚れた!」と機関銃のようにエールを送っていたのが、名古屋を中心に活動するオンラインがん患者サロン「止まり木」の久田邦博さんと村山民愛(みね)さん。 コロナ禍の2020年春から、200回を超えるサロンを開いて、全国の患者らの心をつなげてきた。共に東京でのラベンダーリングの体験者で、撮影時に仲間たちが緊張をほぐしてくれた経験から、アップテンポの声援で場を盛り上げた。

愛知県春日井市の須崎朗雄さん(51)は、胃がんの転移などで予断を許さない病状の中、「イエーイ(遺影)・コレクション」と称して、笑顔の写真をSNSにアップしてきたが、両手を広げ「Endless Smile」と記したポスターに「最強の一枚。遺影決定です。いや、きっとがんが消えました」と笑った。 同県愛西市の法律事務所職員・稲垣敦子さんは、5月に同センターで乳がんの手術を受けた際に、募集の掲示を見て申し込んだ。「Enjoy my life」のメッセージを添えたポスターは、高校3年生の娘・智華さん(17)と頬を寄せ合うツーショット。「娘と姉妹に見えるぐらいきれいに撮ってもらえた」と感激していた。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 120. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

がんサバイバーの「生きる」を最高の1枚に。ラベンダーリングが広がる理由 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)ラベンダーリングをご存知だろうか。すべてのがんサバイバー(患者、体験者)が笑顔で暮らせる社会を目指すプロジェクト。その中核は、サバイバーの命の輝きを、プロの手で1枚のポスターに仕上げる撮影イベント「MAKEUP&PHOTOS WITH SM...
ソース: forbesjapan - 🏆 120. / 51 続きを読む »

2024年からはじまる新NISA、知っている人はわずか1割強 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)少額投資非課税制度として2014年から始まったNISA。年間投資枠120万円、非課税保有期間5年間で限度額は600万円というこの制度は、その後2018年につみたてNISAが始まり、こちらは年間投資枠40万円、非課税保有期間20年間、非課税保...
ソース: forbesjapan - 🏆 120. / 51 続きを読む »

キャリアを台無しにする「職場いじめ」にどう対処するか | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)職場の「いじめ常習犯」は、同僚を威嚇・侮辱するなどして心理的に追い込み、自分の権力と支配力を行使して他者の自信を損ない、その成功を妨げようとする。その主な目的の一つは、競争相手を排除することだ。 →キャリアを台無しにする「職場いじめ」にどう対処するか
ソース: forbesjapan - 🏆 120. / 51 続きを読む »

気温上昇につれて石炭需要も増加 途上国だけでなく先進国でも | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)米国では石炭需要は15年ほど前から減少傾向にある。この背景には、3つの大きな要因がある。同国の石炭需要減少の主な理由の1つは、天然ガスが手に入りやすくなり、価格が手頃になったことだ。水圧破砕法(フラッキング)をはじめとする高度な掘削技術が登...
ソース: forbesjapan - 🏆 120. / 51 続きを読む »

2024年からはじまる新NISA、知っている人はわずか1割強 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)少額投資非課税制度として2014年から始まったNISA。年間投資枠120万円、非課税保有期間5年間で限度額は600万円というこの制度は、その後2018年につみたてNISAが始まり、こちらは年間投資枠40万円、非課税保有期間20年間、非課税保...
ソース: forbesjapan - 🏆 120. / 51 続きを読む »

米自殺ホットライン「988」 開設から1年も国民に浸透せず | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)過去20年間で人口当たりの自殺件数が30%増加している米国では2022年、政府が3桁の電話番号を用いた自殺防止ホットラインを開設したが、この番号の存在が今も国民の大多数に知られていないことが、英調査会社ユーガブ(YouGov)の新たな世論調...
ソース: forbesjapan - 🏆 120. / 51 続きを読む »