「いまAIがきちんと自分の指した将棋などを精査してくれます。例えば、藤井さん自身がいい内容で勝ちを収めたとしても家に帰ってからAIに精査してもらって実はわずかな疑問手があったりとか、藤井さんの指した手もいい手だったけど、AIはまたちょっと違う手を示したりとかして、AIがいろんな課題を与えてくれる。それを調べることでまた実力をつけることができるというのはありますね。藤井さんはもちろん若いのでそういう環境ですとか、AIの強さを取り入れることはできているとは思います。ただ彼の本当の強さというのは、とにかく対局の時でもふだん自宅にいるときでも集中して考えること、そして考え続けることができる『頭の体力』があるということだと思いますね」
「AIの力を借りることができるのはふだんの研究の場面だけですから、やはりプロ棋士の本当の強さというのは初見の局面、初めて見る局面できちんとその局面の急所を捉えて、直感で正しい手を発見して読みを進めて最終的に最善手にたどり着けるかです。直感が優れているかとか、読みの正確性とか、ひらめきの豊富さとかが強さの本質ですね。それからもう一つ大事なのは藤井さんの将棋が華やかだということです。やっぱり将棋盤を大きく使う彼の将棋は視野が広いです。将棋盤の一か所だけを見ているのではなくて、全体を見て40枚の駒すべてを使って戦っています。なかなか他の棋士には出てこないような発想で良手を発見できますし、それはファンの人も楽しみにしておられますし、将棋の可能性であるとか、将棋の魅力、おもしろさというのを表現できる人だと思いますね」「5年ほど前はAIがプロ棋士より実力が上回ることで棋士の存在意義が問われるのではないかという風に危惧をしてたんですけれども、逆に、もちろんAIは今も数億手を普通に読むんですけれども、逆に人間はそれほど読めない。数百手しか読めないかもしれないんですけれども、その中で人間は読まなくてもい
「プロ的にはどういう序盤戦になるかというところに興味があります。2日制とはいえ序盤はお互い研究をしていると思いますので、1日目でかなり展開は早いと思います。当然形勢互角で中盤戦進んでいきますので、そのあとは1手1手難解な中盤戦で長考がお互いに続くという感じになるのかなと思っています。ただ現実的には形勢が苦しい局面というのは最善手は存在しないわけで、できるだけ局面を混とん、複雑な形に持っていくということが勝負という観点においては最善になるわけです。そういうところにも2人の考え方や勝負術が出てくると思います。終盤、最後の最後までどちらが勝つかわからない、しびれるような勝負を2人なら繰り広げてくれると思っています」
昨晩の放送拝見しました。最新AIにも取り組んだ中からその先の一手を開拓する天才頭脳✨又は将棋人生においても対戦相手を敬う気持ち、お相手の一手の敬う気持ちに藤井将棋士としてのお人柄が放送を通じて拝見出来て良かったです✨🤗
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