国内女子ゴルフ「ワールドレディス サロンパス杯」第１日（２日、茨城ＧＣ東コース＝６６６５ヤード、パー７２）アンは１０番インからスタート。初日５バーディー、３ボギー、１ダブルボギーの７２。一時は「リーダーボードの一番上にいたのに、なくなって寂しかった」。イーブンは２５位タイだが、首位と５打差。まだ初日、「難しいコースなので、まずまず」と満足げだった。
２０１８年の今大会が日本デビュー戦。〝セクシー・クイーン〟と呼ばれ一躍注目を集めた。コロナ禍で渡航制限などあったが、今季から日本に再上陸。そして〝セクシースタイル〟ぶりも復活である。初日は全身を白で統一し、体のラインがクッキリ浮かび上がるタイトなウエアで〝セクシーさ〟を強調した。「本当はスカートって思ったけど風が強かったのでネ」と笑い、「もちろんこれからも今日みたいな（大胆な？）衣装をギャラリーの方に見せたい」。こんなアンの姿勢にギャラリーが興奮！？ という図式である。 アンと同組の菅沼は、ボギーなしの１アンダーは首位と４打差の１４位タイ。オフの間の練習で右膝内側を痛め、今季は８戦して予選落ちが６度と不振続きだったが、「やっとスイングがしっかりできるようになった」と笑顔が戻った。
髪形、ちょっとしたしぐさはアイドル風、「私はゴルフ界のためにやっているの」という〝自称アイドル〟の菅沼はラウンド後、アンと熱き抱擁を見せた。「すごい大人の雰囲気で、（アンは）〝いい匂い〟がした。とてもうれしかった」と競演を喜んだ。その光景にギャラリーが沸いた。 今、隆盛を誇る日本女子ゴルフ界。人気の秘密は『強い、うまい、すごい…』は二の次！？ ファンの熱視線は、グリーンをステージにした〝アイドル派〟〝セクシー派〟らに注がれる。これって、女子ゴルフ人気の大きな秘密なんです。 （清水満）
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