前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比448円04銭高の3万2305円66銭反発した。警戒された米政府機関閉鎖をひとまず回避し、安心感が広がった。日銀が朝方に発表した9月短観の改善も追い風になった。
日経平均は244円高で寄り付いた後も上げ幅を拡大し、一時543円高の3万2401円58銭に上昇した。「米政府機関閉鎖への過度な警戒感が和らぎ、買い戻しが優勢になった」(岡三証券の松本史雄チーフストラテジスト)とみられている。時間外取引の米株先物が小高く推移し、投資家心理を支えた。一方、日銀が2日発表した9月短観は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス9と2期連続で改善し、買い安心感につながった。長期金利が上昇する中、銀行株は堅調だった。日銀は金融政策決定会合(9月21日─22日開催分)時の「主な意見」も公表。賃金上昇を伴う物価安定2%目標の持続的・安定的な実現について「来年1―3月ごろには見極められる可能性もある」との意見があった。
時間外の米長期金利が上昇する中、ドル/円は149円後半に強含み、輸送用機器などの輸出関連株はしっかり。中国国家統計局が9月30日に発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.2となり、景況拡大・悪化の分かれ目となる50を6カ月ぶりに上回ったことも買いを誘った。 TOPIXは1.15%高の2350.21ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆7225億3100万円だった。東証33業種では、値上がりは銀行や輸送用機器、機械など31業種で、値下がりは空運と石油・石炭製品の2業種だった。
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