初代VW『ゴルフ』が日本に導入されたのは1976年。以来、2020年末までのシリーズ累計販売台数は91万5000台だそう。このうち「GTI」は6万4000台以上というから、なかなかのボリューム。ひと頃TVで流行ったリアクション風に言えば「へえ~!」である。もともと初代GTIは75年のIAA(フランクフルトショー)で初公開、市場の反響を受けて当初5000台の生産計画から、最終的に46万1690台(!)が生産された。「GTIクラス」なる言い方まででき、同様のライバル車が追従したのはご承知のとおり。7型までの累計販売台数はグローバルで実に230万台以上という。マニアックなクルマとしては異例の台数が世に出たことになる。
赤いグリルの縁取りや黒いフェンダーアーチモール、ブラックアウトされたリヤゲートなどでさりげなく差別化したGTIルックの、まさに憧れの存在だった。そして晴れて正規輸入が始まった2型の最初のSOHC版のGTIは、初代とは打って変わって、出足から息の長い加速が楽しめるクルマに進化していた。ここで最新の8型GTIに(やっと)話を移すと、新型の謳い文句は「デジタル時代に向けた、ピュアかつ効率的でハイテクなコンパクトスポーツカー」だ。確かに実車は、ドアを開け運転席に乗り込むと、チェック柄のシートこそGTIだと意識させるも、最新の8型に共通のデジタルメーター、タッチ式のスイッチ類に新世代を実感させられる。エンジン始動ボタンが(Macがノートのスリープ状態を示すために始めたのが多分、世の中で最初だと思うが)、まるで息をしているように光を強弱させるエンジン始動ボタンの赤いゆっくりとした点滅もGTIだけの演出で「おお!」と思わせられる。
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