「4番右翼」でスタメン出場し、4回1死一塁からの第2打席。ヤクルト先発小沢から先制点となる3号2ランを放った。カウント2－2からの6球目。真ん中高めの直球を捉え、ガッツポーズが飛び出す会心の一打。右中間スタンドに運び「追い込まれていましたが、しっかり自分のスイングで捉えることができました。先制することができよかったです」とコメントした。
右太もも裏の肉離れにより開幕以降4番に座っていた主将の牧が離脱。チームに激震が走る中、19日の中日戦（横浜）から3試合連続で4番を務める。19年オフにメジャー挑戦するまで慣れ親しんでいた自分の居場所で燃えないはずがない。11日阪神戦（横浜）以来の本塁打を放ち、先発ジャクソンを援護した。4番としての本塁打はMLBから国内復帰後初で、公式戦では19年9月14日ヤクルト戦（横浜）以来となった。 打率は2割台といまだ本調子とは言い難い状況だが、実戦を交えながら日本人投手の特徴をつかんでいる状況と慌てる様子はない。4番就任以降は3試合連続安打をマークし、徐々に状態も上向きつつある。三浦監督も「感覚的にみながら日々しっかりと対応して、アジャストしてくれている」と評した。主力の牧が不在の中で、筒香がチームを盛り立てる。【平山連】
Dena 筒香嘉智 日刊スポーツ
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