1次リーグ3戦を終えて、アタッカー陣が不発に終わった。大半を10人で戦った初戦は中盤の松木玖生(20=FC東京)の1点を守り切り、続くUAE戦はDF木村誠二(22=サガン鳥栖)とMF川崎颯太(22=京都サンガF.C.)の得点で勝利した。
UAE戦、韓国戦は終盤に多くのチャンスを作っているが、決めきれなかった。クラブも含めて無得点が続くエースFW細谷真大(22=柏レイソル)は「UAE戦で出た課題を今日そのまま韓国戦でもやってしまったというのが、負けたところ。自分自身もっとアラートにしていきたいですし、FWでいる以上しっかりと結果にこだわっていきたい」と反省を口にした。 韓国戦で先発した唯一の大学プレーヤーFW内野航太郎(19=筑波大)は「FWは点を取る仕事だと思いますし、自分がこの試合で長い時間出て得点が生まれなかったというのは自分の反省点であるし、この試合で収穫はなかったと自分では思っている」と厳しい自己評価。「もっと必死に走ってゴールに執着しないといけないなと思いました」。
UAE戦に続いて決定機を逃した背番号10の佐藤恵允(22=ブレーメン)は「自分が決め切っていれば、勝てた試合だと思うので。そこは自分自身ふがいない結果だなと思う」と悔しがった。練習でのシュートのフィーリングは悪くないというが、「自分の勝負弱さっていうか。それが試合の重圧なのか、10番の重圧なのか分からないですけど、そこはもう本当に次の試合で絶対決めないといけない」と気を引き締めた。 準々決勝では、地元カタールと対戦する。佐藤は「決勝トーナメントを勝って決勝で韓国ぶっ倒すぐらいの気持ちでみんな、ロッカールームだったので。切り替えられているのかな」。ノックアウトステージでは、アタッカー陣の奮起は不可欠だ。
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