大学時代、事故に遭って下半身不随となり、車いす生活を送る一級建築士の鮎川樹(いつき)を演じる。女性コミック誌で連載が続く有賀(あるが)リエの同名漫画が原作。生涯一人で生きると決めた樹が、高校時代の同級生でインテリアデザイン会社勤務の川奈つぐみ(山本美月)と12年ぶりに再会し、心を通わせていく中で2人とも変化を遂げていく純粋なラブストーリーだ。
連続ドラマでのラブストーリー出演に加え、車いすでの演技も建築士の役も初めてとなる。「車いすで目線が変ったからこそ他の建築士では考えられないようなマイナスをプラスに捉えていくことが台本でも描かれていますが、本当にそうだなという気持ち」で役に臨んでいる。 下半身不随という症状を前提に「基本的に腕の力と頭の重さのバランス」だけで操作する車いすの演技は「非常に難しい」。その演技を通じ、「自分でできることは自分でやりたい。でもやっぱり助けてほしいところは絶対にある」と感じた。だからこそ、「一緒に協力して越えられるものは絶対どこかにあるよね、っていうことがこの作品の本当に伝えたいところだと思う」と解釈している。
つぐみを演じる山本のパーフェクトなところは、空き時間などに描いている絵で「本当に上手。川奈とリンクする」。高校時代、バスケットボール部でエースだった樹はつぐみと再会後、車いすバスケも始める。来年は2020年東京パラリンピック開催の年。「今回の機会でより、そこに向けての興味も、もちろん出ればいいと思います」と期待する。主題歌は米津玄師(よねづけんし)作詞・作曲で菅田将暉(すだまさき)が歌う「まちがいさがし」。「樹の心に寄り添っている」という歌詞を歌い上げる菅田に「協力してくれることが本当に助けになるし励みにもなる。何より歌えるって羨(うらや)ましいなってちょっと思う。僕は歌えないので」。 今作のキャッチコピーは「いつかこのドラマがただのありふれたラブストーリーになりますように。」-。「難しいことでも気持ち次第で難しくなくなる瞬間があるかもしれない。それが続き、ありふれたものに変わることは不可能でないと思う。見てくださる方の日常生活の後押しにつながればいい」昭和63年、神奈川県出身。モデル活動を経て平成21年、テレビ朝日系特撮ドラマ「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビュー。NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「梅ちゃん先生」や大河ドラマ「軍師官兵衛」に出演。昨年公開の映画「孤狼の血」では日本アカデミー賞の助演男優賞を受賞した。佐伯泰英の時代小説を原作とした17日公開の映画「居眠り磐音」でも主演している。
もし夢と希望そして健康な人間関係があれば、どんな辛い困難があっても、人は簡単で諦めじゃしないからだ!
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ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »