0―2と2点を追う打線は3回、先頭の大田が右中間二塁打。続く桑原が右翼へ適時二塁打を放ち、1点を返した。なおも1死三塁で牧の二ゴロの間に三塁走者が生還し、同点に追いついた。セ・リーグ打点トップの牧は今季通算97打点とし、2位の巨人・岡本和に5打点差をつけた。6回には3番手の山崎が山田に12号ソロ、オスナに22号ソロを許して、3―6と3点のビハインドとなった。6~9回は無得点で試合終了。三塁側、左翼席を埋めたDeNAファンからはため息が漏れた。
4回2/3、81球を投げて6安打4失点で9敗目の石田は「味方が援護してくれた後に得点を許してしまい、流れを呼び込むことができませんでした。短いイニング、そしてイニングの途中でマウンドを降りることになり申し訳ないです」と肩を落とした。 三浦監督は「(神宮は本塁打が)出やすい球場ですが…。ゾーンの中で勝負してカウントをとっていくというのもありますけれども。ジワジワと離されたというか、点を取って、追いついてというところでやっていましたけれど」と悔しげな表情。ヤクルト・小川から3点取った攻撃に関しては「形は作れていたと思う。1、2番でしっかり点を取れて、進めて、牧の内野ゴロでしっかり得点できていますし悪くはないと思います」と評価。「勝ちにつなげられなかったのは自分の責任だと思っています」と言葉を絞り出した。
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