）の打球は、前進守備の一、二塁間をゴロで抜けた。プロ初タイムリー。昨季から続く戸郷の連続無失点を４５イニングで止める同点打。「ファンの声援が力になりました！」と塁上で会心のガッツポーズだ。
セ・リーグの新人では史上初の開幕から２試合連続アーチで華々しくスタートも、前カードの阪神３連戦（京セラＤ）は１２打数１安打と急降下。それでも「考え方や待ち方は悪くなかった。ヒットが出なかっただけ」と前向きを失わない。三浦監督も「打ったら研究され、対策される。じゃあ次にどうするか。プロはその繰り返しだから」と、変わらず１番・右翼でグラウンドに送り出した。東京Ｄは中学時代に佐倉シニアで１７年のジャイアンツカップを制し、社会人のＥＮＥＯＳでも２２年の都市対抗野球で日本一に輝いた思い出深い場所。「アマチュアの時とは全然風景が違いました。今後もこの球場でやるのが楽しみです」。オープン戦で対戦がなく、初顔合わせだった巨人ナインとＧ党に、強烈な印象を刻み込む東京Ｄデビューとなった。（星野 和明）
プロ野球 Ｄｅｎａ
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