大阪桐蔭高校時代に春夏連覇を飾り、プロでは10年間、本拠地としてプレーした甲子園での報告に、藤浪は「一番思い出深い、一番大好きな球場」と笑顔。メジャー挑戦を経て、甲子園で再び投げる可能性についても「いずれ、自分の野球の引き際がどうなるのかは分かりませんけど、いずれ、投げさせてもらう機会をいただけるのなら、投げたいなとは思います」と成長を重ねた姿での“恩返し登板”を誓った。
会見の冒頭では、「まだ決まっただけなので、どちらかといえば引き締まる思い。しっかりやらなきゃな、という思いが一番強いです」と覚悟をにじませた。10年間在籍したチームには、「いい思い出、悪い思い出、たくさんありますけど、いいも悪いも含めて、ものすごくいい経験をさせてもらったなと思います。阪神タイガースの藤浪晋太郎でしか経験できなかったようなことがたくさんあるし、阪神タイガースの藤浪晋太郎で良かったなと思っています」と感謝。その後、阪神園芸のスタッフから緑色と黄色を主体としたアスレチックスカラーの花束が贈呈され、笑顔で受け取った。 会見半ばには現在、各地で自主トレ中のチームメートが動画で寄せた、サプライズメッセージが放映された。岩崎は静岡・草薙球場のベーブ・ルース像の前に立ち「こちらのベーブ・ルースのように、アメリカでの大活躍を期待しています。頑張れ、マウント・フジ」と笑顔でエール。湯浅は「メジャーリーガー相手に、あのえげつないボールでねじ伏せてやって下さい」と期待した。同期入団で、同学年の北條は「昔からの付き合いやし、一緒にお立ち台に立つっていうことがかなわなかったのが、ちょっと心残りです。まあ、メジャーでは伸び伸び頑張って、大谷に負けないように頑張って下さい」と同じく同学年で、アスレチックスと同地区のエンゼルス・大谷との対戦に向けたゲキを送った。
藤浪は「こうやって送り出してくれることを今、すごい感動しています。泣きそうです。皆に出会えて良かったし、最高のチームメートだと思っています」と感激の面持ち。新たな挑戦へ向けて、「スタートラインに立っただけなので、これから覚悟を決めて、思い切って勝負できたらなと思っています」と力を込めた。 藤浪はアスレチックスの本拠地、オークランド・コロシアム内の球団事務所で記者会見に臨んだ現地時間の17日(日本時間18日)には、流ちょうな英語で1分半近くのスピーチを披露。「富士山のように『フジ』と呼んでください」と自己紹介したほか、「ファストボールとスプリットには自信がある。文化は違っても、思い切りの良さだけは変えないで臨みたい」と意気込みなどを明かしていた。
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