【軍事のツボ】北朝鮮のミサイル乱射は〝対米けん制〟が狙いではない 「金王朝」の生き残りが真の目的

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【軍事のツボ】北朝鮮のミサイル乱射は〝対米けん制〟が狙いではない 「金王朝」の生き残りが真の目的 大手メディアの中に「国威発揚」「米国を揺さぶる目的」「対米交渉で有利に立つため」などとの記事が目についたが、主目的はそうではないだろう。

北朝鮮が2022年に入ってミサイル発射を連続して行っている。1月の1カ月間に弾道ミサイルを7回計9発、巡航ミサイルが1回2発発射した。過去に例がないペースでの発射を繰り返す狙いはどこにあるのか。大手メディアの中に「国威発揚」「米国を揺さぶる目的」「対米交渉で有利に立つため」などとの記事が目についたが、主目的はそうではないだろう。本質はミサイルの開発で、中距離以下の弾道ミサイルや巡航ミサイルを戦力として完成させるためだ。連続発射はこれらの仕上げの実験で、次の段階では中断している核兵器とICBMを完成させることになる。そして北はそれを事実上宣言した。

まず、北の2022年に入ってからのミサイル発射を振り返ると、【別表】のようになっている。1カ月の間に計11発もの発射したのは過去に例がない。この事態をどう評価するか。軍事的脅威を推し量るには「意図」と「能力」を指標にする。となると北の発射の目的と、ミサイルの完成度が焦点になる。 一連の発射の意図について、大手メディアの中に国威発揚、国内引き締めのためのプロパガンダ、対米交渉のための揺さぶりなどとする分析が目についた。しかしこういう効果が副次的にあったとしても、主たる目的ではないと考える。単なる示威やハッタリであればこれほどの高い頻度で発射する必要はない。

 

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