特に問題はない。糸井は右翼手だったが右翼は守備範囲が広いし、ベテランにはキツいと左翼にしたはず。そう思えば、この日の守備位置はどういう狙いの“シャッフル”なのか。現状、なかなか自由に取材できないので謎を感じたままなのは申し訳ないのだが。その後、小園海斗に適時三塁打が出て、同点に。さらに末包昇大に犠飛が出た。近本光司でなくても「刺せ」というのは厳しいだろうがクロスプレーにもならないのは少し寂しい。
勝ちパターンを注ぎ込んでの1点差負け。これで1点差試合は5勝13敗だ。12日は雨予報だし、広島には勝っていないし、逆転を信じての投入は仕方がないだろう。だが、そんな戦いに持ち込む覚悟なら守備位置からしてなるべく重圧のない状況を整えるべきなのでは…という気はする。(敬称略)【高原寿夫】(ニッカンスポーツ・コム/野球コラム「虎だ虎だ虎になれ!」)
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