なにより、イギリス政治への介入について報告書がどう言及しているのかが、大いに注目されている。アメリカのロバート・ムラー特別検察官による捜査報告書は、ロシアが2016年米大統領選に幅広く介入した活動内容について詳述していた。ロシアが特にソーシャルメディアを使い、内部文書を漏洩(ろうえい)することで、選挙結果に影響を与えようとした様子を、ムラー報告書は説明している。
これまでのところ、アメリカに対するものと同レベルのサイバー作戦がイギリスに対しても展開されたという証拠は、イギリスでは得られていない。ロシアによる取り組みの証拠が報告書に含まれている可能性はあるが、選挙やブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)を決めた国民投票に対する介入が「成功」した証拠はないと、複数の閣僚がすでに発言している(もっとも、「成功」が何を意味するか決めるのは難しく、異論のあるところかもしれない)。 とはいうものの、パディー・マクギネス元国家安全保障問題副顧問は今月初めにBBCに対して、ロシアなどが悪用できる国内の脆弱性(ぜいじゃくせい)への対策が不十分だと話している。現在はオックスフォード大学インターネット研究所のテクノロジー選挙委員会に参加するマクギネス氏は、制度の改善が必要だと主張し、たとえば政党の情報収集と活用方法について今以上に透明性が必要だと述べた。外部専門家の中には、著名人も含まれている。ビル・ブラウダー氏はかつてロシアに投資していた実業家で、今ではロシア政府批判を重ねている。2009年にモスクワで獄死した自分の弁護士、セルゲイ・マグニツキー氏の名前を冠するアメリカのマグニツキー法をもとに、ロシア人の訴追を求める運動を展開している。
ロシアは手段を選ばない、怖いです
変な事しますねえ。なぜ日本にはしないんでしょうか?
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