ダイヤモンド社は、編集者の先にどんな著者がいるかではなく、編集者自身をすごく重視していると感じます。著者の人気や人脈を重視しすぎると、クリエイティブ以外の能力で評価されることになりがちです。どれだけ有名な著者とお付き合いしている人かとか。
書籍は、雑誌のように定期で続けていくものではなくて、一本一本で勝負するということが良い部分だと思うんです。でも、編集者の先にどういう著者がいるかという点に評価基準を置いてしまうと、その良さが失われますよね。もちろん編集にはこうしたクリエイティブ以外の能力も重要ですが、ダイヤモンド社の基準のほうがいいなと感じています。こういう価値観って、意外とほかの会社にはないものだと思います。どの出版社にも圧倒的な存在の管理職やエースのような人がいて、若い人や売れていないタイミングにある人は、そのノウハウの踏襲を指示されるケースが多いと思います。会議に参加して「こういうの、いいと思います」と言っても、存在感のある人のやり方と違う提案は通りにくい。そういう会社は案外多いものです。
でも、ダイヤモンド社の場合は、ビジネス書という同じカテゴリーの中にたくさんの編集者がいて、それぞれのスタイルで、それぞれのヒットの出し方があり、それがすごくいい感じで共存している。そこが特徴的だと感じます。自主的な勉強会が頻繁に行われていて、ノウハウが共有されているのも良いところですね。前職にはなかった文化です。みんな自分の能力をもっと高めようという気持ちがあるんだと思います。上意下達の「縦」ではなく「横」に共有するという形で、それぞれが自分で調整しながら能力を伸ばしていると感じます。勉強会ではいろいろな話が聞けて、しかもみんなの手法や着眼点が全然違うので、すごく勉強になっています。
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