S&P500種株価指数は節目の5300を上抜いた。終値ベースで最高値を更新するのは、今年に入ってこれで23回目。4月の米CPIは変動の大きい食品とエネルギーを除くコアベースで、前月比の伸びが6カ月ぶりに鈍化した。 「恐怖指数」として知られるCBOEボラティリティー指数(VIX)は昨年12月以来の低水準に近づいた。米国債利回りは全ての年限で低下。金利スワップ市場では利下げ織り込みが進み、ドルは他の主要通貨全てに対して下落した。米CPIと小売売上高、「秋利下げ説を補強」-市場関係者の見方 ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」を創業したメリルリンチの元トレーダー、トム・エッセイ氏は今回のCPIについて、インフレに関してなお取り組むべき点があることを示しているとした上で、最も重要なのは、ディスインフレがなお起きていて、それが株式を支えることを投資家に想起させたことだと述べた。
クレディ・アグリコルCIBのG10通貨調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏は、ドル・円は「米金利投資家が利下げ開始の予想を前倒しした場合、最も大きく動く可能性がある」と指摘。円上昇を受け、日本当局が円買い介入に入るとの観測は後退した。 米国債相場は上昇(利回り低下)。物価の伸び抑制を示した米CPIと市場予想を下回った小売売上高を受け、利回りは一時、大幅に低下した。10年債利回りは一時10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.34%と、4月10日以来の低い水準となった。 UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのブライアン・ローズ氏は、15日に発表された経済指標は「ソフトランディング(軟着陸)」シナリオを補強すると指摘。「インフレと個人消費がともに鈍っているようにみえるが、少なくとも今のところ、これらのデータのどこにも経済がハードランディングに向かっていることを示唆するものはない」とし、「9月に米利下げ開始という当社の予想を据え置く。その利下げを受けて債券利回りは年末までに低下していくはずだ」と述べた。
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