【米国市況】株3日ぶり反発、経済指標を意識-ドル129円台後半

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2日の米株式相場は3営業日ぶり反発。投資家の関心は3日発表の米雇用統計に集まっている。市場では、労働力需要の鈍化が予想されており、インフレ懸念の一部緩和につながる可能性がある。

NY原油は続伸、米在庫減やOPECプラス増産の実現性を意識 S&P500種株価指数は前日比1.8%高の4176.82。一般消費財銘柄の上げが目立った。ダウ工業株30種平均は435.05ドル(1.3%)高の33248.28ドル。ナスダック総合指数は2.7%上昇。ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は2.8%値上がり。 この日発表された経済指標では、米ADP民間雇用者数が新型コロナウイルス禍からの回復が始まって以降で最も低い伸びにとどまり、米製造業受注は市場予想を下回った。 ナショナル・セキュリティーズのチーフ・マーケット・ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「ADPや製造業受注の統計が米金融当局に安心感を与える内容となったことなどで、投資家は積極姿勢を強めている」と指摘。「加えて、OPECプラスは原油供給を拡大する。これは最大の懸念であるインフレの問題に間違いなく寄与するだろう」と述べた。

LPLファイナンシャルのテクニカル・マーケット・ストラテジスト、スコット・ブラウン氏は「足元の上昇を除けば、テクニカル的な観点で市場に変化はほぼ何もない。そのため、危機が去ったと呼ぶのがためらわれる」とし、「グロース中心の分野を離れ、ディフェンシブセクターにやや傾くのがなお理にかなうと考える」と述べた。 外国為替市場ではドルが主要10通貨に対して全面安。リスクセンチメントの改善に伴い、株価が上昇したことが背景。来週の欧州中央銀行(ECB)政策会合に注目が集まる中、ユーロは値上がりした。原油高を追い風に資源国通貨も高い。 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.7%低下。ニューヨーク時間午後4時29分現在、ドルは対円で0.2%安の1ドル=129円85銭。ユーロは対ドルで0.9%高の1ユーロ=1.0747ドル。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物7月限は、前日比1.61ドル(1.4%)高の1バレル=116.87ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント8月限は1.32ドル高の117.61ドル。。ただ、実際にその幅での供給増加が実現するかについてトレーダーは懐疑的だ。

 

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