【米国市況】円一時150円台、乱高下で介入観測も-株と国債は下落

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3日の米金融市場では株が下落し、国債利回りが上昇。円相場は対ドルで心理的節目の150円を下回った後に一転して急伸し、一時147円台まで戻すなど、荒い値動きとなった。日本当局が円買い介入を実施したとの観測も流れている。

財務省幹部は介入に入ったかどうかはノーコメントだと回答した。 カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース(CIBC)の為替戦略グローバル責任者、ビパン・ライ氏は日本当局の介入の可能性について、「公式に確認されるまでは分からないが、そのような感じがあるのは確かだ」と述べた。

スコシアバンクのチーフ為替ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は「介入であれば、急速に149円まで戻ってしまったことに当局は落胆するだろう。米国債利回りの高止まりや上昇が現時点では明らかに円の持続的上昇を阻んでいる」と語った。 一方、ラボバンクのシニア外為ストラテジスト、ジェーン・フォリー氏はドル・円相場について、「介入の脅威が上昇モメンタムを鈍化させるであろうことを踏まえれば、現時点では1ドル=155円までは十分な距離があると考える」と述べた。 S&P500種株価指数は1.4%下落し、4カ月ぶり安値に沈んだ。ナスダック100指数は1.8%安。8月の米求人件数が予想外に増加したのを受け、市場では米金融当局が金利を高水準で維持する論拠が強まったと受け止められた。 ウォール街の「恐怖指数」と呼ばれるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は日中に20を上回る水準に上昇し、5月以来の高水準となった。 オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「非農業部門雇用者数が予想を下回る数字とならない限り、ウォール街は年内に少なくともあと1回の米利上げを完全に織り込み始めるだろう」と語った。

ウォール街のストラテジストからは、金利上昇が株式に与える影響を懸念する声も相次いでいる。ゴールドマン・サックス・グループ、モルガン・スタンレー、JPモルガン・チェースは、高水準の金利がさらなる株安を引き起こす可能性があると警告している。 JPモルガン・アセット・マネジメントのグローバル・マーケット・ストラテジスト、ビンセント・ユビンス氏は「こうした金利上昇は予想していなかった」とし、「これは少なくとも株式市場の前進を減速させ、あるいは反転さえさせるものだ」と述べた。 国債市場では売りが加速。10年債利回りは一時13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して4.81%となり、2007年以来の高水準となった。30年債利回りは一時16bp上昇の4.

 

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