競泳のパリ五輪代表選考会が17日、東京アクアティクスセンターで開幕する。個人種目は、五輪本番で決勝進出が見込めるラインに設定された派遣標準記録を決勝で突破し、かつ2位以内に入れば内定の一発勝負となる。実績十分の王者VS挑戦者という構図で注目される男子200メートル平泳ぎ、女子100メートルバタフライ、200メートル個人メドレーに焦点を当てて紹介。8日間にわたり、五輪日程を見据えた種目順でパリ切符をかけた戦いが繰り広げられる。女子100メートルバタフライに新星が現れた。神奈川・日大藤沢高2年の平井瑞希(17=ATSC.YW)は、2月に23年度日本選手トップの57秒08をたたき出した。池江璃花子に次ぐ日本女子2人目の56秒台を視界に捉える。「100メートルの後半まで(スピードを)コントロールできるように練習したい」と、今回の選考会を見据えてきた。
愛知県出身だが、高校進学を機に家族で神奈川に移り住んだ。アリーナつきみ野SCで、かつて東京五輪男子200メートルバタフライ銀の本多灯を担当した萱原茂樹コーチに師事。練習前後のケアにも気を配り「今は五輪や世界新を目指し(意識を)変えられている」とうなずく。 憧れはレスリング女子で五輪3連覇の吉田沙保里さん。画面越しで振る舞いを見て「常に勝ち続け、勝っても自分を高めているのがすてきで尊敬しています」。本年度は派遣標準記録57秒34を唯一切った存在だが、選考会は緊張の一発勝負。物おじせず、若きパワーを爆発させる。【松本航】 ○…昨年4月の日本選手権を制した池江璃花子は、パリ五輪で2大会ぶりの個人種目出場を目指す。昨秋からオーストラリアが拠点の名伯楽マイケル・ボール・コーチに師事。今月に入って帰国し「派遣記録を切る自信はある。それ以上のものを出せる」と力を込めた。本年度の自己ベスト57秒台の選手は自身や平井を含めて7人そろうが「普通に負けないと思う。誰よりもトレーニングしてきた気持ちがある」と女王としての矜持(きょうじ)をにじませた。
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