首位ヴィッセル神戸が、17位湘南と1−1で引き分けた。勝てば優勝に王手がかかる敵地戦で、前半11分に先制された。後半8分にFW大迫勇也(33)がPKで、得点王争いトップに並ぶ今季21得点目で追いついた。連勝は3でストップし、2位横浜との勝ち点差は「2」に縮まった。それでも執念で勝ち点1を獲得。残り3試合で、初優勝に向かう。C大阪は1−0でG大阪との「大阪ダービー」を制した。神戸は苦しみながらもアウェーで勝ち点1を得た。 1−1の後半ロスタイム。交代枠を使い切った後でGKが負傷し、DF大岩が急きょGKになった湘南ゴールを攻め落とせなかった。神戸サポーターからはため息が漏れた。ただ内容を見れば、納得のドローだ。
リーグ戦フルタイム出場中だったMF山口が負傷欠場した影響で、前半は苦しんだ。吉田監督は「セカンドボールを拾えずにクロスからやられていた」。湘南の勢いを受け、前半11分には中盤のもろさを突かれて先制された。守備の強度を欠いて、湘南DF杉岡に中央をドリブルで突破されたほど、らしさがなかった。 それでも粘った。後半8分に大迫のPKで同点。さらに同17分からは右サイドバックの酒井をボランチに移して中盤を締める。酒井は「セカンドボールを拾えていなかったので、1つでも多く拾うことを考えた」。酒井を中心に体を張って湘南の猛攻を食い止めた。 好機をつくりながらも決勝点を挙げられなかった。勝てば次節にも優勝の可能性があった中で勝ち点1にとどまったが、大迫は「選手が入れ替わった中で、後半は立て直せた」。得点王争いトップタイのエースは、結果を前向きに捉えた。
クラブは昨季の残留争いで、勝ち点1の重みを知る。山口不在を埋める役割を担った酒井も「今日の自分たちにできた最低限の結果。負けて帰るんじゃなくて、引き分けで終わることはすごく大事なこと」と話し、残り3試合に目を向けた。【永田淳】
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