白山駅A3出口のエレベーターを上がって左手に数十歩進むと、ん、映画のセット?みたいなレトロな窓枠の建物が現れる。古めかしい看板には漢字で〝鶯嵝荘〟とあるが、読めない。ですよね。実はオルソーという台湾料理の店である。ドアをそーっと開けるとイマドキのハイテーブルが並ぶ、しゃれた造り。奥の壁面には、クラフトビールタップがニョキッと出ていて壮観。その下の小さなテーブルでは皮をのばし、手早く餃子を包んでいる姿が。実はここ、江戸川橋にある台湾ストリートフードと自然派ワインの「フジ
コミュニケーション」の姉妹店。「フジ〜」でなじみの、マーガオソーセージや干し豆腐のセロリとパクチー和えも、自然派ワインもちゃんとある。でも、「よりローカル」を目指す。今宵は、鶏肉飯や台湾クリスピー唐揚げ、葱油餅のハムチーズ焼など、挑戦したいメニューが並ぶご近所台湾へ。排骨飯(パイコーハン)¥800。台湾の弁当の定番からインスパイアされた一品。五香粉などのスパイスでマリネし、タピオカの粉をつけて揚げたザクザク衣がついた豚肩ロースに甘辛ダレ。/葱油餅のハムチーズ焼 ¥600。台湾風パニーニのよう。生地には乾燥葱が巻き込んである。/also オリジナル 水餃子(豚肉・黄ニラ)6個 ¥790。やさしい味わい。/青菜炒 ¥600。今日は豆苗。
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