は後半ロスタイムに渡辺にミドルシュートを決められた。チームの連勝は2で止まり、王者の勝負強さに屈した結果になかったが、センターバックで今季2度目の先発出場となったパリ五輪世代DF木村誠二(21)の奮闘には光るものがあった。
DFエンリケトレビザンの出場停止で5月3日の福岡戦以来、今季2度目の先発チャンスをもらうと、得点ランキングリーグ2位のFWアンデルソンロペスとのマッチアップでは、ガツンと体をぶつけてフィジカル負けすることもなく、ビルドアップの時に中盤まで下がってボールを受けにいった時にも、常に“監視下”に置き、奪いにいく時とボランチに任せる時との連携もスムーズだった印象を受ける。 敗戦したこともあり、試合後は「悔しいですね。自分のところで完全にやられたわけでもなくて、ただ、自分に非がないかというとそういうわけでもないので。チーム全体で少しズレがあったり、ラインを押し上げることだったり、そういった部分の細かいクオリティーとインテンシティーのところでマリノスに上回られた結果が2失点だったのかな」。そう悔しさをにじませたが、ビルドアップでも縦パスを供給するなど、エンリケトレビザンの代役にはとどまらない存在感を放っていたのは間違いない。
後半には体を投げ出してゴール前のピンチを防ぐ場面もあった。だからこそ、個人としては「負けてるんで、自信になるかと言われたらそうじゃないですけど、全然やれるなと思いました。コンディションはすごくよかったので、走り負けだったり、当たり負けするような状態でもなかった」。リーグ屈指の攻撃陣を相手にした戦いで、手応えをつかんでいた。 現状センターバックは、主将の森重、エンリケトレビザンが不動のコンビ。経験豊富な木本はリードしている時に5バックの中央で起用されて試合を締める役割を託されるなど、ハイレベルな選手がそろっている。ただ、この日身長186センチの大型DFが示した能力は、明るい未来を予感させた。「自分のコンディションをうまく保てば、またチャンスが来たときには、今日以上のプレーは出せると思う。そこは続けて頑張りたいと思います」。悔しい敗戦となったが、大きな経験は次につながるはずだ。
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