強盗事件の指示役「ルフィ」を名乗っていた今村磨人容疑者らと同じ時期に収容されていた女が「今村容疑者らが東京・狛江市で女性が死亡した強盗事件で、指示を出している一部始終を目撃した」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
捜査関係者によりますと、供述をしているのは山田李沙容疑者(27)で、フィリピンを拠点にした今村磨人容疑者らが幹部の特殊詐欺グループでかけ子として活動し、今年1月に東京・足立区で起きた空き巣事件に関与したとして、今村容疑者(39)ら3人とともに、きょう逮捕されました。 山田容疑者は入管施設に収容されていた際に今村容疑者が生活していた「VIPルーム」に出入りしていて、今年1月の東京・狛江市の強盗致死事件に関する任意の事情聴取で「自分は関与していない」としたうえで、「当日、今村容疑者の部屋で幹部らが事件に関する会話をしていた」などと供述しているということです。さらに、「数時間後、幹部らがスマホで狛江事件のニュースを見て、『おばあさんが死ぬとは思わなかった』と話していた」と述べ、被害者が死亡したことについて幹部らが動揺していたと話しているということです。
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