武雄競輪の開設74周年記念G3「大楠賞争奪戦」がSS班の深谷知広、清水裕友をはじめとする東西の精鋭を迎え、きょう11日、4日間にわたる熱戦の火ぶたを切る。初日はV候補がぶつかる特選がメインだ。深谷、清水のSS2強の存在が際立つが、本紙は嘉永泰斗を先頭に4車で結束する九州ラインを重くみた。3番手回りながら北津留翼マークから山田庸平(36=佐賀)が健脚を発揮する。
【12R】九州が嘉永―北津留―山田庸―山田英で結束し強力本線を形成。S班の深谷、清水の反撃は脅威だが、嘉永が別線に主導権を渡さない攻めに出るだろう。北津留が勝負どころでタテに踏んで地元の山田庸に絶好の勝機が巡る。(4)(6)が本線だが山田兄弟のワンツー(4)(1)も警戒したい。好調の清水と深谷の一撃は魅力だ。(2)深谷知広 体調は問題ないが、ダービーは感覚的にレースの中でスムーズさがなかったり、まだまだ(トップで)戦える出来ではなかった。自力で。(5)浅井康太 ダービーの2次予選のゴール後に落車して打撲がひどく、体のバランスも崩れていた。治療をして、これなら体を使えるかなっていう状態に。2月の全日本選抜の準決勝以来で深谷君へ。(7)清水裕友 ダービー後はほぼケアに努めて自転車には一切、乗っていない。自力で頑張る。(9)嘉永泰斗 ダービーは何かかみ合わなかった。九州の先頭で自力勝負。
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