欧州チャンピオンズリーグが19日に開幕、8試合が行われ、MF鎌田大地（27）のラツィオはAマドリードと1―1で引き分けた。不運な形で失点に絡んだ鎌田は後半17分に交代。チームは終了間際に追いついて敗戦は免れた。FW古橋亨梧（28）、FW前田大然（25）、MF旗手怜央（25）が先発したセルティックはフェイエノールトに0―2で敗戦。フェイエノールトのFW上田綺世（25）は負傷で欠場した。
鎌田も笑顔で歓喜の輪に加わった。0―1の試合終了間際、攻撃参加していたGKプロベデルが値千金の同点弾。鎌田は前半29分、相手シュートが左足に当たって不運にも失点に関与していただけに、「勝ち点1取れたのは、自分たちにとっては凄く大きかった」とホッとした表情で振り返った。 開幕直前の加入となったが、サッリ監督の信頼を勝ち取り、これで公式戦は全5試合に先発。「5試合で1得点1アシスト。インサイドハーフとしては十分な数字が付いてきている」と胸を張る。この日も後半17分に交代を告げられたが、前半12分に見事なパスワークで崩し、右足で惜しいシュートを放つなど存在感を示した。 チームはリーグ戦1勝3敗と不調。この日も満員のホームで引き分けたが、背番号6は「チームが勝っていければもっと良くなっていくと思う、個人的には監督たちに凄く評価されているので、続けていくことが大事」と前を向いた。
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